6月最初の土日の休みに趣味の野球観戦で感動したこと。

私には、プロ野球選手の中でも特に好きな選手がいます。きっかけは、たまたまテレビで彼が出ている試合を見た事でした。
私は20年前から、とあるチームを応援してきましたが、途中で病気になってしまい、プロ野球の応援どころではない日々を過ごしていました。しかし、忘れもしない2014年10月2日、その日はたまたまテレビでプロ野球中継があっていました。それはパリーグの試合で、この試合に勝った方がパリーグの覇者となるという大きな試合でした。その試合を見た事で、私の中に埋もれていたプロ野球への情熱が戻ったのだと思います。その試合には、昔の選手は誰一人として出ていなかったのですが、何故だか懐かしい気持ちで見ていました。優勝を決める試合でしたが、もつれにもつれた死闘を制したのが、昔、私が応援していたダイエーホークス、そして、私が病気と闘っている間にソフトバンクホークスとなっていた球団でした。松田選手がタイムリーヒットを放った事により、決着となった試合でしたが、それ以来、私は松田選手の大ファンになってしまいました。次のシーズンからはファンクラブにも入り、一からファンらしく、昔のように球場に足を運ぶようになりました。
しかし、6月1日の運命の日、この日、今シーズンなかなか調子が上がってこなかった松田選手の名前がスターティングメンバーから消えました。若い選手もどんどん育ってきていますので、全ての選手がチーム内で切磋琢磨しながらスターティングメンバー枠を競っているのです。松田選手のフルイニング出場も508試合で途絶えてしまいました。きっと悔しかった事でしょう。彼がベンチの前で声を出している姿を見ると、何とも切ない気持ちになりました。監督も苦渋の決断だったと思いますが、この日の試合は勝利を勝ち取る事が出来ました。
翌6月2日の試合は、昨日とは一転、松田選手がスターティングメンバーに戻ってきました!そして、3安打の猛打賞で、試合も勝ちました。球場内では「ヒーローインタビュー」というのがありますが、松田選手の状況を考慮し、まだテレビの解説の方も「松田選手はそっとしておいてあげて欲しい。」と言われていました。この日は、8番サードでの出場でした。
そして6月3日の試合では、3番サードの位置での出場でした。この日は5打席回ってきましたが、「1.三振 2.本塁打 3.三振 4.本塁打 5.安打」という、三振、本塁打が2回とおまけに1本のヒットという、解説の方も「松田らしいといえば松田らしい。」という、褒めているのか分からないコメントを言われていました。この日もチームは勝ちました。そして、ヒーローインタビューに松田選手が出てきました。スターティングメンバーを外されて悔しかった事や、サードのポジションはまだ渡さないといった言葉を淡々と語ってくれました。しかし、後輩のプレーには、褒め言葉をあげるなど、スターティングメンバーを外れる前の松田選手とは少し違ったものが見えた試合でした。
これからまた、若い世代の選手が後から後から、松田選手のポジションを狙ってくると思いますが、松田選手にはもう少しの間頑張って欲しいと思ったのは私だけではないはずです。
平成生まれの選手が活躍している野球界。まだまだ、昭和生まれの選手が頑張っている姿を次の世代の選手に見せてもらうと共に、持ち前のチームワークで後輩たちを引っ張って行って欲しいものです。